生け花の質問をまとめてみました。

生け花の通信教育【YUMEHANA School】では、質問にも答えてくれます。
私がした質問を忘備録のために、こちらに掲載しておきます。

水切りしてから、剣山に刺す際、水中につけたまま(空中にあげないで)剣山に刺したほうが良いのですか?

出来るだけそうして頂く方が良いとは思いますが、なかなかそうも行かない場合もあります 。

今回、主枝の長さが、鉢の2倍にできませんでした。

この基準は、なるべく守ったほうがいいのですか?

そうですね、生け花は、生き生き伸び伸びと生命力を感じるところが基本となりますので、基本を習得するまでは、出来るだけ長いものを生けて頂きたいと思います。
とは言っても、お家にある物で代用できれば、お使い頂いて構いません。

剣山に刺す際、針と針の間に挟むのでも、構わないのですか?

倒れなければ、良いと思います。

生け花の水の交換は、何日に1回するのが理想ですか?毎日の交換した方が、長持ちしますか?

本来でしたら、毎日変える事が望ましいと思いますが、水盤のお水換えはとても大変ですので、水が腐らない工夫をして頂ければ良いと思います。

 

夏は、毎朝氷を入れたり、事前にお酢やお塩、漂白剤を数滴垂らしても良いと思います。

今回、生けたお花ですが、5時間後くらいに、しぼんでしまいました。

生け花は、長持ちすると聞いているのですが、何かがいけなかったのでしょうか?

5時間ですか?!!
 それは、残念でしたね。
置く場所は涼しいところでしたか?お水は温かくなっていませんでしたか?
お花屋さんで購入した場合は、水揚げを充分してあるので普通は3日くらい持ちます。
お庭のお花でしたら、生ける前に、水切りをし深目の水の中へ30分くらい浸けてから使ってください。
枯れ始めて、直ぐであれば、ジャブンとお花全体をお水へ浸けて花瓶へ入れると元気になります。
お水へお砂糖を大さじ2杯くらい入れると元気になります。
とにかくお花は、土から切り取ってしまうと、中々、長持ちさせるのが大変です。

枝物を剣山に刺すのに苦労します。剣山に深くささなくても、少し固定された程度でもかまわないのでしょうか?

ご自宅で、簡単に生けられる際はそれでも良いと思います。
 今後、生け花展などへ出店される場合は、キチンと挿し頂ければ良いかと思います。
だ、何回も何回もキチンと挿すことで、枝葉の取り扱いになれてきますので、お時間があるときに練習してみてください。
枝を斜めにカットしたり、カット面の真ん中で切り込みを入れると挿しやすくなります。

なぜ、剣山の位置は、真ん中ではなくて左手前なのでしょうか?

基本生けでは、本勝手を練習して頂きますが、本勝手とは、お部屋の向かって左奥へお花を飾る場合をいいます。
 その際、右の枝を長くしていきますので、右側の水盤の面を多くし、安定させるために水盤の向かって左側手前へ剣山を置きます。
また、手前へ置くと奥行きのある作品になります。

課題に関係なく、花を生ける場合、手元にお花が4本〜5本あったとします。この場合でも、3本のみで不等辺三角形を作るほうが理想なのでしょうか?

その通りです!
不等片三角形を作ることで、剣山の左奥に空間が出来、風が通るようになりお花や枝葉が生き生きとしてきます。
生け花は、空間の芸術、マイナスの芸術などと言われているのはこのためです。
卒業する頃には、その良さが、分かってきますよ!
ただ、沢山ある場合、残った枝を短くし、後あしらいや前あしらいとして主枝の前後へ、主枝の一部として挿していくと良いと思います。

 

菊(小さいタイプ)やカスミ草など、花びらが小さいタイプの花の場合は、生け花には向かないのでしょうか?必ず大きなタイプの花が必要なのでしょうか?

そうですね、、、やはり基本を習得するまでは、難しいと思いますので、スプレータイプではなく1輪タイプのお花の方が良いと思います。
ただ、スプレータイプでも、塊のようになっていれば1輪として挿して頂いて良いと思います。

今回の課題では、葉物の1枚を後ろに刺しました。後ろに刺す場合のポイントがありましたら、教えてください。

とても上手に挿されています!
このように、葉の面が天を向くような感じで後へ傾斜を深く挿すと良いと思います。
写真では、前からは見えませんが、奥行きのある深い趣のある作品になると思います。

 

 

剣山の隙間に前回生けた時の、カス(花や根)が詰まって取りにくい場合、なにかおすすめの方法はありますか?
剣山お越しという器具があります。ネットで1000円以内で購入できます。

  剣山の隙間を掃除したり、剣山の曲がった針を一本一本直す為の小さなストローのようになった器具です。

 

剣山に刺したあと、お花を少し曲げる(針金のように物理的に曲げてしまう)というのは、技でありますか?それともやるべきではない行為ですか?
タメルという技法があります。剣山へ挿す前や後に、手のひらや指先等で枝を曲げたりしますが、痛めるの語源から来ています。

生け花の流派によっては、自然の形を尊重しいる場合もあります。

 

生け花の最後の方になると、剣山に刺すのが難しいです。なにか良い方法はありますか?

生ける順番を変えて頂いても構いません。

 

「葉物を使って、剣山を隠すように生ける」とありますが、完全に隠れなくても、気にしなくてよいのですか?それとも、出来る限り完全に隠すのが理想なのですか?
お材料によります。気にしないのは困りますが、大体隠れていれば良いと思います。

  

 

今回の生け花では、お花(ユリ)の長さが、枝物(ラベンダー)の長さの3分の2を確保できませんでした。この場合、バランスをとるために、枝物(ラベンダー)をあえて短く生けたほうが良かったのですか?
お材料によりますので、答えは一つではありません。

 今回は、短いと言っても、ボリュームのある百合ですので、長くても良いと思います。

 

生け花で、完全に花が開いてない状態で、お花を生けることってありますか?
あります。
今回のように、葉が虫に喰われて穴が空いている場合、完全にとるほうが良いですか?少しぐらいなら大丈夫ですか?

時と場合によりますね。
バラのように素敵なお花の場合は殆どカットしてしまいます。
秋に、紅葉などを生けるときはわざと目立つところへ残したりもします。
今回は、葉が沢山あるので、カットしても良いと思いますが、あまり気にしなくて良いと思います。

正面から見た時、お花の三角形の間隔は、広い方がいいのですか?狭い方がいいのですか?

こちらもお材料と雰囲気によります
あまり近いと、不等片三角形に見えにくいので、少し広げて見ましょう。

横から見た時、3つのお花が直線上に並ぶほうが理想なのですか?

横から見たときは、結果的に直線上になったりしますが、あまり気にしなくても良いです。
今後、上達してきますと、逆に芸術性を気にするあまり、横から見たとき交差してしまったりします。それはあまり良くありません。。。その程度です。

葉物7.8の、理想の向き(バランス)はあるのですか?それとも剣山が隠れれば、向きはそれほど関係ないのですか?

答えは一つではありません。
葉の形や向きにもよりますし、例えば白い縁取りがあるような葉の場合、華やかになりますので、色々な向きで挿していきます。
初級では、剣山が隠す事が第一となります。全体にこんもり挿して頂くと良いと思います。

すべてを生け終えた後に、剣山が少し見えていたら、葉物を追加してもいいのですか?それとも、あまり多すぎてもいけないのですか?

追加していただくほうが良いです。
足元は、多い方が全体的に締まってくることが多いと思います。

 

 

3本がセットになっていますが、3本揃えられなかった場合

(たとえば、お花2本と別の花1本)違う種類になっても構わないのですか?
(お花だけでなく、枝物・葉物も場合も同様に)

揃えられなければ仕方がないと思います。
 大きなお花であれば、2本でも大丈夫です。
 枝物や葉物は、使い方をきちんとすれば問題ないと思います。

お花に、葉っぱがたくさんついている場合、ある程度、切り落としたほうが、良いのでしょうか?

場合によりますが、邪魔だと感じていれば、カットしてください。
 枝物に葉が少ない場合は、薔薇や菊などの葉が多い物を使うとバランスは良くなります。

 

1本目のお花(4番)は、少し上を向けて生けるのですか?それとも、完全にお花がこちらを向くように、傾けるほうが良いのですか?

基本的には、上を向きながら前を向くように生けて行きます。

 

 

 

 

もし、お花を短く切りすぎてしまった場合などは、「元に戻す・ごまかす」などのテクニックはありますか?

短く切りすぎた長さにもよります。。。が、無理です(笑)
水盤以外の高さのある花器でしたら、割り箸のような物を下へ輪ゴムで留めれば高さを出すことが出来ます。
水盤では、全体の高さを低くするとか、足元へ使うと良いと思います。

ユリをキレイに生けるコツはありますか?

百合は大きな作品に使うと良いと思います。
大きな花器の中で、素直に伸び伸びと生けるのが良いと思います。
下から咲いていきますので、上の蕾の向きを大切に、時には天に向かうように、時には鳥の顔をイメージして向かい合わせて使うなど楽しんでください。

大きなお花の場合、3つではなく2つにしたほうが、良いのでしょうか?

その通りです!!
生け花では、空間を大切に、一つ一つのお花が息苦しくなく、生き生きと見えるように、時には風が吹いていくように風の通り道を作ってみてください。

ユリの雄しべは、取ったほうが良いのでしょうか?

自然派の生け花としては、お花のお顔の中心ですので、なるべくそのままにしています。。。が、ご自宅で生ける場合、落ちて周りが汚れても困りますので、写真を撮ってから取り去ってください。

 

生け花には、ある程度、理想の組み合わせ(パターン)があるのですか?もしくは、まったく関係なく、いろんな組み合わせで、出来上がりを楽しむものでしょうか?

パターンは、ありません。
毎回、出来上がりを楽しむものです。

実がついている枝物を使うことは、生け花でありますか?

季節感を出すのに、最適ですし、とても可愛くなり、ポイントになります。
また、実の上の部分の枝をカットして挿すと、また違う魅力がでます。
注意点としては、うっかり落ちてしまわないように慎重に挿すこと。
落ちてしまった実は、捨てないで、花器の前に置いたりして作品に深みを出してみましょう。

 

 

先生が生け花をキレイに見せるうえで、一番気をつけている点はなんでしょうか?

1本1本のお材料が、どこにいると一番居心地が良いかを考えながら生けています。
伸び伸びと、苦しくないように、そしてお花は出来るだけお顔が見えるようにしています。

枝物を差した後に、葉っぱが水面についてしまう場合があります。これは良くないのでしょうか?

出来るだけ、枝物やお花の葉がお水につかないよう、後からでもカットしましょう。
(葉がお水の中にあると、お水が腐りやすくなりますので、カットします。)

お花の不等辺三角形ですが、なるべく正三角形に近づけるほうが、理想ですか?

正三角形に見えないようにしてください。

剣山に差す時ですが、角度を付けた状態で差すのか、最初は、90度に近い状態で差して、それから角度をつけるのでしょうか?どちらが正しいですか?

どちらも正しいでしょう。
枝や茎が堅い場合は、真っ直ぐ挿してから傾斜を付けた方が挿しやすいですが、柔らかな茎の物は、なるべく傷つけないように一気に挿していきます。
1本1本のお材料によって扱いが違いますので、沢山経験してください。

生け花をして数日後、お花が傾いてきたります。これは、誰でも起こる事でしょうか?それとも私の差し方が悪いのでしょうか?なにか解決策はありますか?

茎を斜めにカットし、剣山へ挿しますが、重さが掛かる方を長くカットし剣山へ挿します。従って、手前へ傾斜を深くする場合は、手前側を長くカットします。
また、お花が重い場合や茎が細い場合、残りの茎などを一緒に輪ゴムで留めるなどして、剣山へ挿す部分を太くします。

生け花の場合も、長持ちさせたいならば、切り口をカットして差し直したりしますか?

差し直します。
切り口をカットする意味は、水に入り酸化し古くなった部分をカットしてしまうためと、新に水切りをすることで水の吸い上げを良くするため、そして何回も挿し、弱くなってしまった部分をカットするためです。

 

葉蘭のような葉っぱを使う場合、キレイに見せるために事前に葉っぱを拭いたりしますか?

大きな葉は、どうしても汚れていたり埃をかぶっていたりしますので、そうっと拭いてから生けて行きます。

質問2:剣山の挿す位置を意識しすぎると、出来上がった時、思った位置にお花がきていません。反対に、お花の位置を意識しすぎると、剣山に差した位置がテキストより少しずれている場合があります。お花の位置がキレイならば、剣山の位置の正確さはそこまで重視しなくてもよいのですか?それとも、剣山へ挿す位置も正確にして、お花の位置もキレイに見せるのが、技なのでしょうか?

剣山へ挿す位置はあくまで目安だと思ってください。
ただ、お花だけを見て剣山にさすと、茎同士が交差してしまったり、手前のお花を剣山の奥へ挿してしまったりすることがありますので、その辺りを気を付けてください。

質問3:ゆくゆくは、陶器のうつわに、生け花をしたいと思っています。そこで、器の大きさ・色によってどのように、生け花の印象が変わるのか教えてください。

陶器の花器は、とても趣があり良いと思います。
ただ、器の大きさや色で、一概には言えません。。。
昔は、お花を目立たせるため、花器はなるべく控えめに、そして安定が良いような重みのあるものをと教えられました。
でも、最近は、お花と同系色にしたり、花器で鮮やかにしたりと自由な発想で生けることも推奨されてきています。
剣山が隠れる程度にお水さえ入れば、どのような器でも花器として使えますので、自由な発想で生け花を楽しんでください。

 

 

今回、初めて花瓶でやってみて(剣山無し)、難しく感じました。

なかなか、思う通りの向きにお花が向いてくれません。
剣山を使わない場合、なにかコツがありますか?

上級者になりセロテープなども貼らない場合は、下葉(グリーン)から挿していきます。
短めの下葉をモコモコと挿し、その後、花物や枝物を挿していきます。
また、思った向きにお花が向かない場合は、そのお花がそこにいたくない場合もありますので、挿す前に1本1本のお花の性格を良く確認してみてください。

材料を斜めに入れた場合、茎が水に触れない時は、水を足すのですか?そのままですか?

モチロン、お水を足してください。
傾斜を付けていると、お水に付かなくなっているのを忘れがちですが、長さを短くするなどして、調整してください。

今回、1番のお花が、短くてどうしても、思った位置にできませんでした。なので、他の花の茎と輪ゴムで無理やりつけて、長さを足しました。

このような方法は、技でありますか?やってはいけませんか?

 切れ端も無い場合は、割り箸を足すなどして 挿します。
割り箸は、丈夫で真っ直ぐなので、添え木などにもなりますので、お道具の一つとして常に持ち歩く方もみえます。